牧場息子の当たらない馬券予想ブログ

偉そうに穴馬を予想しますが、当たりません。

休み明け2戦目は好走するけどオススメしない理由!

 結論、休み明け2戦目は、積極的に狙うべきではありません
 休み明け2戦目は誰もが馬券で狙いたくなると思います。仕上がり切っていない、甘仕上げの休み明けから1戦して、調子が上向きになったところを狙う!けどダメなんです。理由を書いていきます。

 

休み明け1戦すると馬の調子が上がるけど

  大概の場合、馬は1戦を消化してヘタに疲労が残らない限りは、次のレースのパフォーマンスが上昇します。だから馬券で狙いたくなるわけですが、それは皆と同じ思考です。皆が同じことを考えて馬券を購入することで、その馬のオッズはどんどん下がっていきます。どんどん人気になっていくのです。人気になれば配当が少なくなりますから、当然回収率は下がります。もちろん的中率は上がりますが、配当が減るので結果的に見れば狙わない方が良い馬になってしまうのです。

 

休み明けの馬を狙う

 休み明け2戦目(叩き2戦目)の馬を狙うくらいなら、いっそのこと休み明けの馬を狙った方が良いのです。これこそ周りとは違う思考です。皆が狙わない馬はオッズが上がり、的中時の配当が大きくなります。休み明けだけどしっかり仕上がっている馬、あるいは休養によって成長し、馬体重増がある馬なんかが特に狙い目です。

 

休養明け何戦目が良いのか

  これはデータを見れば一目瞭然ですが、休養明け1・3~5戦目までがオススメです。休み明けは人気が集まりづらいですし、3~5戦目は大きな馬体減を除き(疲労によって調子が低下している馬を除き)、成績が僅かながら良化していきます。逆説的には休み明け2戦目と6戦目以降はオイシクない馬となります。基礎的なデータであれば、ネット検索してみると分析しているページがすぐ出てきますので、探してみてください。

 

例外もある

  ただ、例外もあります。そのクラスで明らかに力上位で、休み明けのレースが明らかに甘仕上げだった馬です。そういった馬は休み明け2戦目で圧勝なんてこともよくあります。そういう馬を見つけ出せる力があれば、迷わず買うべきです。ただ、そもそも力のある馬かの判断は難しく、そのクラスにいるということは過去に勝ち上がる力がなかったということになりますから、強い馬と断定するのは意外と難しいものです。

 

回収率と逆の思考

  別の記事(期待値で穴馬を買う馬券)でも書いていますが、要は「回収率」と「逆の思考が重要」です。的中率をいくら上げたところで、配当が少なければ意味がありません。重要なのは回収率であり、人気がなく馬券圏内に入ってくる馬を探し出すことが大切です。オッズを形成しているのは自分と同じ境遇の馬券を当てたい他人です。同じ思考では、馬券購入額の一部を開催者のJRAに吸われて、少ない配当を手にするだけです。同じ境遇の他人と逆に思考で、オイシイ馬券を当てていくべきなのです。